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生命保険にはどんな種類があるのか?

生命保険にはどんな種類があるのか?

生命保険には様々な種類があります。

一つ一つを全て理解するのはとても大変です。

生命保険を理解するにはまず、「定期保険」「終身保険」「養老保険」の三つに分けて理解すると、分かりやすいと思います。

「定期保険」とは、保険料を支払っている一定期間の間だけ保障を約束してもらう保険です。

「終身保険」とは、決められた額を払い終えると、一生涯の保障を約束してくれる保険となります。

「養老保険」とは、保険料を支払ってる間死亡保障をしつつ、決められた額を払い終えると、給付金が支払われる保険です。

様々な事態に対し、「定期」か「終身」のどちらの間だけ保障してもらうか? とご理解いただければ良いと思います。

では「様々な事態」とはどんな場面でしょうか?

生命保険が保障してくれる場面を、詳しくご説明していきます。

■生命保険が保障してくれる4つの事柄

保険が必要になる場面とは、どんな時でしょうか?

「自身が、不慮の事故で亡くなった時のための、家族への保障」

「病気になったの時の手術代や入院代、または治療費」

「子供の進学の際に必要な、資金の確保」

「老後の生活資金の保障」

と言った事に対する金銭的保障を保険はしてくれます。

突発的な事故や病気、いざと言う時にいきなり大金が必要になる場面や老後の資金などの備えが、主に必要な場面だと思われます。

いきなり100万や200万もの大金が必要になっても、すぐに用意するのはなかなか難しいです。

保険は、事前に少しづつ積み立てた保険料で、そう言った事態に対し保障してくれます。

これからご説明する項目を、それぞれ

  • ①死亡保障
  • ②医療保障
  • ③貯蓄保障
  • ④その他

の四つに分けて、ご説明していきます。

①死亡保障

葬儀

被保険者、つまり保険に入っている人物が不幸にも事故に合われ、亡くなってしまった場合に、残された遺族に対して保障してくれるのが死亡保障です。

◆定期保険

一定期間の間だけ死亡に備える保険です。

例えば「子供が大人になるまでは、万が一に備えたい」と言う、一時期だけ保障して欲しい場合は、この保険を選ぶと良いでしょう。

保険料は掛け捨て、つまり途中解約しても返金されることはありませんが、その分他の保険と比べ割安となっています。

他の保険への切り替えなどがし易いのがメリットです。

定期保険は更に三つの種類があります。

・逓減定期保険

年々保障額が下がっていく保険となります。

これは「年を追うごとに、必要となる額が違ってくるため、将来にとって必要な額だけ保障してもらうというものです。

保障額が減っていく分、保険料は一律ではありますが、かなり割安となっています。

・逓増定期保険

「逓減定期保険」と違い、こちらは期間毎に保障額が「増」えていく保険です。

主に契約されるのは会社の経営者などに多いです。

年々保障額が高くなっていくこともあり、保険料は当然高額となっています。

個人ではなく、法人向けの保険となっています。

・長期定期保険

「定期保険」は支払い満了期を、60才などに設定しますが、こちらは90才や99才などに設定する定期保険です。

元々法人向けに作られた保険で、会社の経営者に万が一があり、資金繰りに困ることのないように利用されることが多いようです。

◆終身保険

定期保険と違い、規定の金額を支払い終えれば、一生涯保障が適応される保険です。

一生涯、万が一に対して保障して欲しいという方は、こちらの保険を選ぶと良いでしょう。

ただしリターンが多い分、保険料は定期保険と比べてかなり割高になっています。

代わりと言ってはなんですが、定期保険とは違い途中解約しても、ある程度保険料は返ってきます。

また支払いを最後まで終えれば、解約の際返ってくる保険料は年々上がっていきますので、資産運用の面も終身保険にはあります。

◆養老保険

この保険は少し特殊です。

定期保険と同じで、規定の金額を払っている一時期だけ、保障してくれます。

定期保険と違うのは、支払いが満額に達したところで「満額返戻金」として、一定の額が被保険者に支払われます。

その為、資産運用としての面も強い保険となります。

なので、後にご説明する「貯蓄保障」の項目にもこの養老保険が入っています。

二重にお得な分、保険料が定期・終身保険に比べて、かなり割高となります。

◆収入保障保険

「定期保険」や「養老保険」と同じく、契約している一定期間だけ保障してくれる保険です。

定期・養老保険とは二つの違いがあります。

一つ目は、万が一の際に支払われる保障金は、毎月少しづつ支払われます。

二つ目は、支払われる金額は、契約された期間のみとなります。

例えば、十年契約した後の一年目で亡くなられた場合は、残り契約期間の九年間、毎月一定の保険金が支払われます。

しかし、七年後に亡くなられた場合は、残りの三年間しか保険金が支払われません。

「収入保障保険」では残りの契約期間によって、最終的にもらえる保険金の額が変化します。

そのため「収入保障保険」は、他の保険に比べ保険料がお安くなっています。

◆低解約返戻金型終身保険

文字通り「解約返戻金」つまり、途中解約した際に返済される額が低い「終身保険」となります。

ただでさえ途中解約しづらい終身保険なのに「解約金が更に安いなんて、どんな得が?」と疑問に思われるでしょう。

この保険は、返戻金が低い代わりに、保険料がお安く設定されています。

また、支払いが完了するまでは返戻金は低いですが、完了後はそれまでの保険料を大きく上回ります。

つまり途中解約などしなければ、普通の終身保険より、安く、支払った保険料より高い解約返戻金をもらうことも出来る保険です。

◆無選択型終身保険

保険に入る際は、被保険者の健康状態を検査します。

健康状態が悪いと、場合によっては保険に加入できない場合があります。

ですがこの「無選択型終身保険」は健康状態を検査しなくても加入することができる保険です。

しかしながらその分色々と制限があります。

まず保険料は割高となります。

また契約してから一定の期間、疾病で亡くなった場合の支払いは、支払った保険料相当の額になります。

(災害などの怪我で亡くなった場合は死亡保険が適応されます)

その他にも死亡保障額の限度額が低いなどの、制限があります。

◆アカウント型保険

「アカウント型保険」と言うのはなかなか耳慣れない保険だと思います。

仕組みも複雑ですので、保険のプロもあまりお薦めしておりませんが、使いこなせれば、とても便利な保険でもあります。

アカウント型の仕組みは、まずアカウントと呼ばれる専用口座に保険料を振り込みます。

通常ですとそのまま保険料として引き落とされますが、アカウント型は、支払った保険料を「保障」と「積立」の二つに割り振ります。

例えば30,000円の振り込みの内、10,000円を保障に当て、残りの20,000円を積立たり、またはその逆にしたりとプランは自由に決められます。

この際積み立てられた額20,000円は、好きな時に口座から下ろすことができます。

そうして毎月積み立てていき、振込期間が満了時に終身保険へと切り替わります。

その際、口座に積み立てた残高によって、終身保険の内容が変わると言うものです。

積立額はいつでも自由に引き出せるので、いざという時に便利ではありますが、口座の残高が低いとその後の保障を十分に受けられない場合があります。

②医療保険

入院

病気や怪我などした場合、重いものなら手術をして何日も入院する必要が出て来ることもあるでしょう。

それらにかかる費用は決して安くありません。

事故や怪我、病気など、突発的に多くのお金が必要になるかもしれない、そんな事態に備えるのが医療保険です。

医療保険には大きく分けて、医療保険とがん保険とに分かれます。

それぞれの違いを詳しく解説していきましょう。

◆医療保険

医療保険が主に保障してくれる内容は

入院の際にかかる費用「入院給付金」

手術の際にかかる費用「手術給付金」

この二つの費用を保障してくれます。

まとめて支払われる事が多い保障ですが、「入院給付金」は、病気や怪我などで入院した際に、入院日数分だけ支払われます。

例えば入院費用が一日に1万円かかるところを「一括で30万円支払ってもらったのに、入院が四十日に長引いてしまったため、10万円自腹で払うことになってしまった…」といったことはありません。

支払われる額が1万円の場合、

1万×入院日数=支払われる額

となりますので、入院日が多少長くなってもご安心下さい。

ただしこの保障には、「入院限度日数」が決められています。

予め決めておいた日数以上は保障してくれません。

しかし、例えば入院限度日数を360日に設定していた場合、保険料はとても高額になってしまいます。

限度日数を何日に設定しておくか注意が必要です。

もっとも、近年のデータでは一回の入院で60日を超えることはあまり無いようですので、多くの方が60日のプランを選んでいるようです。

一方「手術給付金」は、手術の際に一括で10万円や20万円と支払われます。

また手術回数毎に給付金が支払われますが、回数に限度は無いことが多いです。

もっとも、そう何度も手術をすることは滅多にないと思いますが。

また手術部位などによって給付額が変わるプランもあります。

逆に、該当しない条件の場合保険料は支払われないこともあるので、加入の際は足らない部分や必要な部分を、「特約」で補うと良いでしょう。

◆がん保険

昔に比べて「がん」は治せる病気になってきましたが、治療費は高額です。

「がん保険」は保障内容を「がん」に限定して、高額な治療費に対応した保険となります。

主な保障内容は、

「診断給付金」

「入院給付金」

「手術給付金」

となります。

「診断給付金」は「がん保険」の場合、がんと診断された時点で、給付金が支払われます。

「入院給付金」と「手術給付金」は上記にある「医療保険」と内容は変わりません。

また、がん治療は長期に渡る事が多いです。

そのため「がん保険」には「入院限度日数」の制限を設けていないのが大半ですので、安心して治療に専念できます。

他にも「がん保険」には「医療保険」との決定的違いがあります。

それは、がん保険は加入してもすぐには保険が適応されないと言うことです。

医療保険には「責任開始日」というものがあります。

「申告」「告知」「一回目の保険料の払込み」の三つを終えた日から保険が適応されますが、がん保険の場合は、この三つが揃った日から90日後が「責任開始日」となります。

つまり保険の加入が済んでも、90日間は保険が適応されない日があるのです。

その間に万が一がんになってしまった場合は、保険料は支払われないので注意が必要です。

もし「医療保険」「がん保険」、両方に加入していても、入院の際に払われる給付金は基本的に重複して支払われます。

なので、両方共に加入しても、一方だけ適応されて損をすることはありませんので、不安のある方は両方の保険に入っておくと良いでしょう。

また「医療保険」「がん保険」共に、定期・終身保険と分かれていますので、ご自身の状態に合わせた保険を選ぶと良いと思います。

◆三大疾病保障保険

三大疾病とは「がん(悪性新生物)」「急性心筋梗塞」「脳卒中」この三つを指して言います。

「三大疾病保障保険」とは、この三つの病気のいずれかにかかった時に死亡保障と同額の保険金が支払われます。

しかし注意が必要なのは、病気になったからとすぐに保険金が支払われるわけではありません

定められた規定の状態であるか確認が必要となります。

「がん」
診断内容が悪性新生物、つまり症状が重い場合に限り保険が下ります。

「急性心筋梗塞」
急性心筋梗塞と診断確定され、その日から六十日以上、入院などで働けない状態が続いた場合に保険が下ります。

「脳卒中」
こちらも心筋梗塞と同じく、脳卒中の診断が確定されてから60日以上、後遺症があり働けない状態が続いた場合に保険が下ります。

また原因が「くも膜下出血」「脳内出血」「脳梗塞」に限定されます。

他にも注意点としては、保険金が下りた時点で契約が終了する点です。

もしがん等が再発した場合にもう一度保険金を受け取る、という訳にはいきません。

色々制約はありますが、これらの症状は日本人の死亡原因の代表ですので、それらをまとめて保障してくれるのはありがたいところです。

また保険金がまとめていっぺんに支払われるのも利点となります。

③貯蓄保険

貯蓄

いざというと気に備える他に、貯蓄も出来るのが「貯蓄保険」です。

具体的にどういった場面に適応されるのか解説していきます。

◆学資保険

「学資保険」は、高校や大学の入学に対し、「お祝い金」がもらえる制度です。

また保険料の支払いが満額に達した際にも「満期学資金」が支払われます。

「お祝い金がもらえるだけなら、自分で積み立てすれば良いのでは?」と思われるでしょうが、特約などのオプションを付ける事で、被保険者に万が一があった場合には保険料の振り込みが免除されます。

お子様がいるご家庭で、保険者となる親に万が一の事態があった場合に、教育資金を保障する保険です。

子供が小さく被保険者が若いほど保険料は安くなるので、一般的に学資保険は早めに入る方がお得です。

しかしデメリットとしては、途中解約するタイミングによっては返戻金が少なく損をしてしまうため、契約変更がしづらい点があります。

また、様々な事態を想定して色々なオプションを付け過ぎたりすると、保険料が支払金を上回って損をしてしまうこともあります。

◆養老保険

「死亡保障」の項目でも触れましたが、死亡に備えるだけでなく、貯蓄が出来るのも養老保険の特徴です。

支払いが満期に達した段階で「満額給付金」が支払われます。

死亡保障をしつつ、老後の資金を貯めることの出来る保障となります。

◆個人年金保険

文字通り、年金がもらえる保険となります。

保険料の支払いが完了すれば、将来において年金が支払われます。

もし被保険者が年金を受け取る前に亡くなった場合は、死亡給付金として遺族が年金を受け取ることができます。

「個人年金保険」には四つの種類があります。

・終身年金

 生きている限り、一生涯年金を受け取れます。

 公的年金と同じ機構です。

 保険料は割高になります。

・有期年金

 一定期間の間だけ年金を受け取る事ができます。

 受取期間中にご本人が亡くなった場合は、給付金は終了します。

・確定年金

 有期年金と基本同じで一定期間年金を受け取る事ができます。

 違いは、受け取り期間中にご本人が亡くなられても、期間が終わるまでの間、年金は遺族に支払われます。

・夫婦年金

 夫婦どちらかが生存してる限り、生涯年金が支払われる保険です。

 ただし離婚などによっては契約の変更や解約の必要があります。

それぞれ一長一短ありますので、なかなか選ぶのに悩むところだと思います。

元々「個人年金保険」のみで全てを賄うのには無理がありますので、公的年金のフォローとして考えるのが妥当だと思います。

そのためか、「終身保険」「有期保険」では、保険料と支払い額の釣り合いが取れなくなるケースがあるため、もっともリスクが少ない「確定年金」を選ぶ方が多い様です。

④その他

上記のいずれにも分類できない、あるいは複合した保険になります。

◆変額保険
◆傷害保険

■まとめ

様々な保険があるため、どれを選べば良いのか混乱してしまう方もいらっしゃると思います。

難しく考えず、まずは保障期間を「定期」「終身」のどちらにするべきか考えて下さい。

次に将来において、どういった場面を保障しておくのが良いのか決めると良いでしょう。

「でも、もし万が一を考えたら、色々保障しておきたいし…」という方は、メインの保障を決めて、その他はオプションである「特約」でフォローすると良いでしょう。

後はプロの保険屋さんに相談すると良いでしょう。

どの様な保障を望んでいるのか話せば、希望の保障を上手く設定してくれることと思います。

保険屋さんとスムーズに話を進めるにも、まずはどの様な将来設計にしたいのか考えるところから始めてはいかがでしょうか?

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